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>小穴君は机の上にあつたアルコオルの罎を渡しながら、「これを睾丸(きんたま)へ塗つて置くと好(い)いや」と勧すすめた。僕は小穴君の言葉通りに丁寧に睾丸へアルコオルを塗つた。その時の睾丸の熱くなつたことは火焙(ひあぶ)りにでもなるかと思ふ位だつた。僕は「これは大変だ」と言ひながら、畳の上を転げまはつた。小穴君はひとり腹を抱へ、「それは大変だ」などと同情してゐた。僕はそれ以来どんなことがあつても、睾丸にアルコオルは塗らないことにしてゐる。
芥川龍之介『僕の友だち二三人』より引用
| … | 126/06/14(日)10:23:03No.1439772420+うおw |
| … | 226/06/14(日)10:26:24No.1439773116+何やってんの |